じぶん材料あつめ
by abekama
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奇跡の旅1
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22:30 渋谷集合。がしかし、ひっきー一時間の遅れ。先行きが心配になる。
 
23:30 ひっきー到着。新宿へ移動。甲州街道を出発点に定め、マックにて打ち合わせ。とりあえず「甲府方面」「日本海」とスケッチブックに書く。

23:40 甲州街道を少し歩き、車の停まりやすそうな交差点にてヒッチハイク開始。歩行者に応援されつつ、恥を捨てスケッチブックを掲げる。

3/1
01:15 タクシーばかりで一向につかまる気配なし。体の芯まで冷え始める。「日本海」はあまりにも極端すぎるので、「途中まででも!」に書き換えるも反応は変わらず。遠くからお互い自分たちを客観視してみると、暗くて文字が読めないことが判明。この時すでに一時間が経過。新宿駅付近の明るい場所に移動。もはや捨てる恥もない。

01:30 場所移動から数十分、一台の車が少し先に停車。もしや!?でもまさか!?ちょっとひっきー車停まったよ!!と言ってもひっきー信じずスケッチブックを掲げ続ける。車の中のお姉さんに呼ばれて話を聞くと、八王子までなら乗せていってくれるとのこと!あまりの感動に泣きそうになる。聞けば姉さんたち、ホストクラブ帰りで、テンション高い。ひっきー頑張ってそのテンションについていくも、私はありがたくも、初対面でそこまでテンション上げられず、後でひっきーにダメ出しされる。そんなんじゃ仕事でインタビューできねえぞ、と。おっしゃるとおりです…。

02:30 石川PA着。お姉さん達と記念撮影をし、握手して別れる。PAにこれば順調に進んでいくだろうと思っていたが、そんなに甘くはなかった。トイレの前でスケッチブックを持って立つも、冷たい視線を送られる。声かけられなかったら直談判だ!と思ったその時、警備員の格好をしたおじちゃんに声をかけられ、甲府の途中までなら、ということで乗せてもらう。ほんとうにありがたい。深夜になり、山に近いので、気温は氷点下くらいだったと思う。車ってあったかい。涙の代わりに鼻水を垂らして御礼を言う。こんどこそ!と思っておじちゃんにたくさん話しかける。やはり、乗せてくれる人もそれなりの覚悟を持たなくてはならない。ごもっとも。カージャックでもされたら終わりだ。事故を起こしたりすれば面倒なことになる。それでも乗せてくれるってことは本当にありがたいことなのだ。

3:40 談合坂PA到着。降りておじちゃんの写真を撮り、別れて数秒後、にこにこしたお兄さん2人がこちらに向かってきた。?? 石川PAから後つけてたんですよー。 えっ!?おじちゃんに拾われていなかったら乗せようと思っていたらしい。なんと物好きな!ありがたい。あまりにも物珍しかったらしく、お兄ちゃんたちに質問攻めに合う。わいわい話していたらいつのまにか降ろしてくれる境川PAに到着していた。最初の目的地甲府に辿り着いたので、次なる目的地をスケッチブックに書く。ひっきーが明朝体で気合い入れて書く。目指すは、「長野」

04:30 またしてもトイレの前で拾ってくれる人を探す。ひっきーがトイレに行っている間に、一人のお兄ちゃんに声をかけられる。眠くてしょうがねえから話し相手になってくれ、とのこと!もちろん喜んで!トイレから出てきたひっきーは拍子抜けしてた。かなり順調に進んでいる。トラックに乗り込み、松川さんという、その男性と運命的で感動の旅がはじまった。松川さんは松本と東京を行ったり来たりしている内装デザイナー。謙遜してたけど、けっこうすごい仕事をしている。仕事が楽しくてしかたがない、という感じ。こういう大人の方に会うと嬉しくなってしまう。松川さんの話はどれも面白く、私たちの話も興味津々で聞いてくれた。だのに、私ってばあまりの眠さに話しを聞きながらうつらうつら…。かなりやばい顔をしていたと思う。ひっきーに怒られ目覚めると、雪景色。初めての長野。諏訪湖がとてもきれいで、湖畔の生活に憧れる。車拾いやすいところまで送ってやる、と松川さん、いったん松本の事務所にトラックを置いてベンツに乗り換え、さらに進んでくれた。山の中の温泉街の道の駅で降ろしてくれた。雪深く吹雪いていたのだが、そこには足湯があり、三人でかなり気持ちよくなる。思いあまって全身お湯につかりたくなった。ここで松川さんとお別れ。朝になり、日も出てきたので、一眼で松川さんの写真を撮らせて貰う。ほんと出合う人みんなそうだけど、いい顔してる。

b0049535_21444934.jpg08:30 吹雪の中、行き先を「富山」に変えてヒッチハイク再開。道の駅といっても、足湯とトイレしかないところなので、車の通りはかなり少ない。しかし、吹雪のなか寒そうにしている私たちを哀れんでか、数台目の乗用車が止まる。建設業のおじさんで、なんと、富山まで行くとのこと!これで一気に進むことができる!

つづく
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by abekama | 2008-03-03 00:00 | たび
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