じぶん材料あつめ
by abekama
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集大成
私が四年間かけて感じてきたこと、これからの使命。
卒業制作をつくりながらそれを思い出した。
今、こう考えられることを幸せに思う。
それに関わってきた人たちに多大なる感謝を。
そして恩返しを。これから、すこしづつ。
作品はそこまで納得のいくものには仕上がらなかったけれど、
いいの、そこじゃないの、私は。
うつくしいすばらしいデザインが世界を変える。
すぐには無理、一人じゃ無理。
どんなすばらしいデザイナーにだって一人じゃそんなことできない。
変えるのはみんなで、だ。
たくさんのいろんな人が集まって世界は動きだす。
ちょっとづつ、ちょっとづつ。
みんなの意識を繋ぎあわせてゆく。
それもみんなでやること。
そんなちょっとしたことができれば、私の人生は満足だから。
だから人が人と出会うまず最初の部分に関わりたかった。
後悔はしてない。
このことについてよく考えることができたから。
お母さんの気持ちをなんとなくでも知ったから。
それを伝えたい。
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by abekama | 2006-11-29 23:16 | ひびのこと
しあわせとは
きっととても単純で

好きな人たちと

たのしく暮してゆくことだ

もっともっとたのしく暮らせる「暮し」

それをつくるのが私の夢だ


日が暮れるその時に

ああ今日もいい一日だったと

そう思えることが

ずっとあたりまえでありますように
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by abekama | 2006-11-18 21:34 | ひびのこと
14.信じる
たくさんたくさん騙されて、一時は人にカメラを向けることさえ怖くなっていた。
私のカメラはお金にしか見えていないのだろうか。
はたして本当の顔が撮れるのだろうか。

何を信じたらいいのか分からなくなって、本当に信じるべき人まで疑いそうになっていた。
疑われることの悲しさは、よく分かっていたはずなのに。
信じて騙されることの悲しさの方を避けてしまった。

みんな必死なんだろう。生きるために。
大人も子供も。
一番最初にだまされた旅行会社の人は高そうな車にのって豪遊してて、そのすぐ横には一日の食事さえ確保できない人がいるのに、と、理解できなかったけど、ソノや、サニーたち、サールナートのこどもたち、一瞬でも疑ってしまってごめんね。目を見たら分かるのにね。目さえ信じられなくなっていた。
それでも、私に笑顔を見せてくれてありがとう。

インド旅行から半年経って、私はまた一番大事なことを忘れそうになってた。
この日記を今書いた事はとても意味があることだったと思う。
最近無性にインドに行きたくなるのはもう一度あの時の感情を取り戻すためだったのかな。
インドに行かなくても信じるべきものを信じることは出来る。

旅は私にとって冒険であり、一種の逃げでもある。日常からの。
でも、そんな動機無しに旅に出られるようになったら、また、インドへ旅立とう。
たくさんの笑顔を探しに。
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by abekama | 2006-11-07 02:35 | たび
13.死
たくさんの死が生と同時にインドには存在していて、生の先の死、連続の先の死、対極にあるようで、延長線上にあるもの。それらを、目の当たりにした。日本は死を覆い隠すから、悲しいものと捉えるから。
死がすこし、美しいものに見えてしまった。あのガンガーに浮かぶ花々を見たら。

洗濯物を洗っているその先の十数メートルのところで火葬が行われている。薪をみんなで川に運び、綺麗な布でくるまれ、花で飾った遺体をそこへのせる。
煙があがる。
そのかおりは何かなつかしいような、そんなにおいだった。

輪廻転生____。
それを願いガンガーの流れに身をゆだねる。行き着く先は本当に幸福なのだろうか。
そこまで必死にガンガーを目指すのは何故?
私にはよくわからなかったけど、そうすることで心が安まるのなら、それでもいい気がした。
人はどんな状況におかれても、幸せになる方法を模索し続ける。
その過程というのも結構幸せなものなんじゃないか。

ガンガーは偉大だ。人々の生のあらゆるものを飲み込んで何万キロもゆっくりと流れ続ける。海へ流れる最後にはもうドロドロになっていても。
近くで見るとあんなに汚い河でも、朝に見たあのガンガーは胸をえぐられるような美しさだった。

犬が、カラスが、人間の死体を食べる。
これもほんとうの世界だ。
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by abekama | 2006-11-07 02:13 | たび
12.ヨガ
インドといえば、ヨガ!と、安易な考えでミーハーだとは思いつつもヨガのふるさとリシケーシュへ。デリーの上少し寒いその小さな田舎町は近年のヨガブームで観光客がたくさん。そこにはアシュラムと呼ばれる道場があって、何年もそこに滞在している外国人がたくさんいる。ビートルズもそこで修業をしたことがあるらしい。
修業といってもみんな道場の部屋の中やガンガーで瞑想をして一日を過ごす。ヨガは朝夕二回、2時間ずつ行われる。
アシュラムは宿泊代も安いのでそこに二日間だけ滞在した。日本人のお姉さん(滞在1年目)が一階は汚いから二階を希望した方がいいと教えてくれたが、私の拙い英語では伝わらなかったらしく、一階に案内される。
門を抜けると広い中庭があり、真ん中に道場があり、牛がいた。

あなたの部屋はここ。
と案内された部屋は異様なにおいの漂う本当にインド!ってかんじのボロボロの部屋。もう旅も終盤だったので、そんなのはもう平気になっていた。
あはは、トイレに行こうとしたら、とりさんがいる!チュンチュンいってる。上をみると穴があいてる。かわい〜なぁ。インド。
トイレは水をながすと大氾濫。えええ〜!

それはさておき、ヨガ。朝八時、瞑想から始まる。
最初はやさしいストレッチのようなもの、だんだんだんだんハードになってきて、逆立ちさせられる。無理だった、これは。
あと自分の体が硬すぎて大体のが出来ない。
でも2時間はあっという間で、最後の瞑想はとても心地の良いものだった。
体だけじゃなく魂が目覚める感覚。

でも相当筋肉痛になり、日頃の運動不足を反省。
ちゃんとやり方記録しておけば良かった。もう、ほとんど覚えていない。
日本のヨガスタジオは高すぎてとても通う気にはなれないし、またインドいったらちゃんと覚えてこよう。
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by abekama | 2006-11-07 01:30 | たび
11.鉄道
半年以上ったってしまいましたが、ちゃんと最後まで書かなきゃあの旅はいつまでも終わらない。あと三回、再開します。
記憶がもうあやふや。


ガタンゴトンガタンゴトン…
ドゥーンエキスプレスはゆっくりとゆっくりとバラナシに向かって走り出した。
5時間遅れの出発。日本人の神経には耐え難い時間だ。
その間駅のホームでいろんなコミュニケーションがとれたのは良かったが。
かっこいいイスラエル人のレゲエなお兄ちゃんやその場にいた他の外国人たちとホームに群がる猿を見物。バックパックにバナナの入った袋なんかぶら下げてたらあっとゆうまに猿に食べられてしまう。
おもしろくなってレゲエ兄ちゃんとひよこ豆を買ってあげてみる。ちゃんと手から取っていくが、それを見ていたインド人に「no good!」とおこられる。それもそのはず私たちのまわりにいつのまにかたくさんの猿が集まってきていた。
きゃーすみません!

そうこうしているうちにさっきまで一緒にいたカンタと和也もやってきた。
私より2時間後の電車で彼らはデリーへ向かう。日本に帰るために。
私はその日テロが起こったバラナシへ向かう。なんだかんだで一緒にいた彼らともとうとうお別れだ。
やっと電車がくる。自分の乗る車両がわからず右往左往。切符のどこと照合すればいいのかさっぱりわからない。インド人に尋ねても適当な答えが返ってきて右往左往。車掌さんはだれ!?でもなんとか発見し
発車。
カンタと和也にはとても感謝している。落ちこんでいるとき寂しいときいつも一緒にいてくれた。楽しかった。ありがとう。
そんな想いで一杯になって涙が溢れてきた。

また一人旅が始まる。向かう先は聖地バラナシ。


インドは鉄道抜きでは語れない。
そうよく聞いていたので、どんなハプニングが待ちかまえているのかと、興味半分不安半分で列車に乗り込む。
相席になったスィク教の人々。なんだか日本のやくざのような雰囲気を醸し出している。
やばい。
ドキドキしながら鞄をワイヤーで柱にくくりつけ、ペトペトする寝台に横になる。
何度もやってくるチャイ売りやターリー(定食)売り。もちろん食欲なんてわかず、ただひたすら
インド人やくざの様子を伺う。
その時下から(私の席は寝台の一番上だった)やくざに呼ばれる。
あわわわわ。
とりあえず何を言ってるのかよく分からない。でもなぜか笑っている。。。

はっ!サンダルの片方がない!
どうやら鞄と壁の間に置いていたのが落ちて窓の外へ行ってしまったらしい。
それを教えてくれたのだ。
悪い人たちじゃなさそう。そう判断し、駅に着くたびに、ここはどこ?と聞いてみる。まだだよと笑顔で教えてくれた。

バラナシにつくまでの間の駅で彼らは降りてしまったけれど、笑顔で握手をしてくれた。
英語が話せない人たちだったので、ほとんどコミュニケーションはとれなかったけど、笑顔が見られてよかった。

結局乗車時間24時間という長旅になった。
ずっと緊張してたからあっという間だったけれど。

他にもいろいろな出会いがあって、本当に純粋な(町で声をかけてくるのは大抵観光客だまし)インド人だったけど、やっぱり愛想が無い人や、怪訝な目でこちらを見ている人、色んな人がいた。ここも日本と変わらないんだ。悪い意味じゃなくて、色んな人から成り立ってるんだ。どんなに環境が違えど心は一緒なんだと思った。
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by abekama | 2006-11-07 01:07 | たび